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「Node by KUDO SHUJI」 Blog

ゴールドについて

2020年02月16日

 

金の種類はたくさんあります。
 
ジュエリーでよく使用されるのが、
24金(24K),18金(18K),14金(14K),10金(10K)です。
これは、金の純度の表記です。
 
24金(24K)とは、純金であり、金の含有率99,99%以上のものです。
24を100%とし計算してゆきます。
 
ですので、18K:75%、14K:58,5%、10K:42%
となります。
純度が高いほうが、黄色みが強いですね。
残りの%は、銀、銅、パラジウム等が使用されます。
 
純金は柔らかいので、強度的にジュエリーには不向きです。
変形や壊れやすさがあります。
そのため、他の金属を混ぜて、強度を出していきます。
 
また10Kは金の割合が低いので、低価格になります。
ただし、他の金属の割合が多いため、変色も出てきます。
 
たまに刻印で、「18K GD」というのを見かけるかもしれません。
こちらは、金メッキ(GOLD PLATED)製品になります。


金は色についても変化をつけやすく、色々な名称の金があります。
イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、レッドゴールド、グリーンゴールド等々。
こちらは、残りの金属の割合で変化をつけております。
 
例えば18Kイエローゴールドの場合:
金75% 銀12.5% 銅12,5% となります。
 
この銀と銅の割合の変化により色が変わってきます。
銅の割合が多ければ、赤みが強くなります。
 
ホワイトゴールドの割金は、パラジウムという貴金属を使用します。
よく市場で販売されているホワイトゴールドは、ロジウムという貴金属のメッキが施されていることがほとんどなので、
白い金属に見えますが、実際はそこまで白くはないです。
メッキなしの色も深みがあってとてもきれいです。
上の画像が、メッキなしのホワイトゴールドです。
 
 
金属は、名称だけでは、わかりずらい部分も多いので、「なんだそれ?」ってなりやすいですね。
参考になれば幸いです。
 
 
金には他に、硫酸で溶けないとか色々な特性もありますが、長くなってしまうので特性についてはまたいずれブログに書こうと思います。
 


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